Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2015.04.22

インド紅茶の旅日記:【第三回】カルカッタ(インド名:コルカタ)

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インドには、タイのバンコック経由カルカッタ(インド名―コルカタ)空港に入った。コルカタ空港の印象は、国際空港ではあるが、国際線のロビーはま~、何と言うか、「お粗末!」極まりない。むしろ国内線のほうが整備されて立派である。そして暑い、とにかく蒸し暑い!

【1.コルカタ市内の様子】

路上の店。ここはコルカタ一番の繁華街―チョウロンギ通り。
まー日本の縁日の店が歩道にぎっしりと並んでいると思えばよい。更にとにかく人が多く、かき分けて進まねばならない。

カルカッタ市内の一番の繁華街 チョウロンギ通り歩道の店舗-右側の建物の軒下に店が見える。全てこんな感じ

 

【2.New Kolkata】

コルカタ市内から空港に向かう道路。左側には「ニュー・コルカタ」と呼ぶ新しい町が出来つつある。
旧コルカタ市は、人口が多すぎて新しい町を建設している。まだ新しいので、白く砂埃をかぶった建物は無いが、富裕層の住むビルの周りには貧困層の「掘っ建て小屋」が出来ており、町が完成する頃には、「インドらしい?」景観になるだろう。

 

【3.道端のチャイ屋】

市外に出る道路端に有った「チャイ」屋台。日本人ではとてもここで飲む気にはならないだろう。隣では燃料となるコークスの「たどん」を乾燥していた。綺麗にして少しでも客に来てもらおうと言う感覚が皆無なのだろう。
ま~最低限の必要な事しかやらない、インドの典型的な例だろう。 (そのくせ、商売に関しては目端しが効く)

 

【4.サイクル・リキシャ】

町を走り回る「リキシャ」。写真のように人を運んだり、荷物を運んだりする三輪自転車のこと。一般庶民の手が届く、手っ取り早い「商売」であり手軽な交通手段だ。

 

【5.ミルク】

多分ヤギの乳だろう。何処に持っていくのか?屋台のチャイ屋に卸して回っているのだろうか?

 

【6.オート・リキシャ(三輪自動車)】

これもリキシャと呼んでいる。とにかく最低の費用で多く稼ごうと、おそらく7~8人は乗っているだろう。それにしても1人頭の料金は安くしてくれるのだろうか?(いらぬお世話か!)

 

【7.再びコルカタ市内】

大都市コルカタの大通りから一本入った道では、堂々とヤギをひきつれて歩く人もいる。これに対して人はまた当然として端に寄り待つ。インド人の「寛容さ」と言えばそうだが、多分「しょうが無い」というあきらめだろう。

一方ヤギを追う人は、当然の権利と当たり前の顔をしているのが、インド人だ。

 

【8.「チャイ」と「クーリ」】

今から8年ほど前に、コルカタ市内のチャイ屋で飲んだ時の写真。容器(クーリ)の底にミルクの脂肪がたっぷり付いているのがわかる。おそらく何時間も煮込んだチャイだったに違いない。甘過ぎたが、暑いインドの気候には丁度良い。2ルピー(約4円)

下の写真は、ダージリンまでの途中の駅グームで飲んだチャイの容器。プラスティック製。多分70ml位。価格は5ルピー(約10円)で、コルカタ市内より高かった。

(旅人・寄稿:紅茶専門輸入商社 I氏)

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