Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.04.08

紅茶の国から:イングランド南東部でティールーム探し!(後編)

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イングランド南東の旅の続きで‥‥後編は、2日目の朝食からです。

ザ・イングリッシュブレックファースト!

内容はどこでもほぼ同じで、卵(料理法は選べる)、ベーコン、ソーセージ、マッシュルーム、ベイクドビーンズが一皿に乗っています。
但し、これはスモールです。
このホテルの朝食は、フルだとソーセージとベーコンが×2でした。
そして、薄いトースト!これも典型的。(写っているトーストは二人分)
英国の食パン(というのか?)は基本薄いのです。
朝からこんなにガッツリなタンパク質ばっかり取って、野菜は?果物は?って感じは否めませんが‥‥案外美味しくてペロッと食べちゃいます(笑)
一応、セルフのコーナーにフルーツのコンポートとヨーグルト、その他シリアルやドライフルーツも置いてありました。

さて、今日はまず、カンタベリーから車で西へ1時間ほどの所にある、ライ(Rye)という町を訪れました。
ここは英国でも最も美しい町の1つと言われ、幾何学に組まれた黒色の木材の間をしっくいや煉瓦で埋めたチューダー様式の建物と石畳がとても絵になります。

1時間もあればゆっくり見て回れてしまう程度の小さな町なのですが、ティールームはたくさんあります。(あとはアンティークやギフトショップが多い)

最後のティールームの看板には、1920年からでライでは一番古いと書かれていますね~。

そんな町をゆっくり探索した後、私たちがお昼ご飯も兼ねて入ったティールームはこちら!

もう、入り口からして田舎のティールームって雰囲気ありありで、見つけた途端テンション上がって、絶対ここに入るって決めたくらいでしたv なのに店内写真は撮り忘れ‥‥しょぼん(特派員失格)
頂いたのは、もちろんアフターヌーンティです!

スリーティアーズではありませんが、ステキ感は引けを取りません。
そして、ここのスコーンは記録的に美味しかった!今まで食べた中で、確実に5本の指には入ります。いや、3本かもっ!!
さらにケーキ(レモンドリズル(Lemon Drizzle))も旨い!
ここは本当に入って良かったです。

後日談ながら‥‥
このティールームの為だけにライに行っても良いくらい~vとティールーム好きの友人に話したところ、日本の雑誌でも紹介されたことがあるそうです。お店の名前は The Cobbles Tea Room です。

さて、すでに旅行も大詰め、最後に立ち寄ったのはセブンシスターズという白亜の岸壁が有名な海岸です。
今回ずっと天気が余り良くなかったのですが、ここだけはっ!という所でついに青空になり、美しい白い断崖を見ることが出来ました。

これらは石灰岩の為にこれだけ白い色をしていて、サングラスがないと照り返しが眩しくて、目を開けていられないくらいです。 岸壁の上に登ってみると、遠くまでこの白亜の壁が続いているのが分かります。

因みに、崖の上には柵もロープもな~んにもなく切り落としになっているので、すこし端に近づくと膝が震える体験ができます。

ロンドンへの帰り道は、途中でかなりな大雨!
ギリギリ逃げ切った感じの楽しい1泊旅行でした。

(ロンドン特派員)

 

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