Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2014.10.16

紅茶の国から:エリザベス1世のお屋敷〜ハットフィールドハウス

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今日は先日行ってきた少し郊外にあるお屋敷を紹介します。

ハットフィールドハウス(Hatfield House)はエリザベス1世が戴冠するまでを過ごした建物です。現在もソールズベリー伯爵が居住されていて、ある意味、今も生きているお屋敷です。(やはりそこは息づきが違う!)

多くの映画のロケ地にもなっていて、有名な物では「恋に落ちたシェイクスピア」や、まさに「エリザベスII」などにも使われました。

何よりオススメなのは、郊外にありながら、キングスクロス駅から電車で20分、降りた駅の目の前が入り口なので、観光でロンドンに来られた方にも行きやすい事です。美しいガーデンと広大な敷地を要した、いかにもイギリスらしい貴族のお屋敷を体験するにはとても良い場所です。

さて、写真を多めにご紹介。

建物はジャコビアン様式といわれる物で重厚ながら装飾が多くデザインにはイスラムの影響も強いと言われます。それは建物の中に入って納得! 全体の色合いは重いのですが壁も天井もとても華美v

入るとすぐエリザベス1世の肖像画に迎えられます(左上)そして光の入り方も美しい階段(右上)をのぼると、次々美しい部屋があり、中でも図書室(左下)はとても素敵でした。ベッドルーム(右下)もいかにも使えそうな美しさ!



金色の天井の回廊(左)を通り、地下へ降りると、ビクトリアン調のキッチン(右)も残されていました。

さて、建物だけでも十分圧倒されますが、ここはお庭も非常に広いです。

普段は見られるのがウェストガーデンだけですが(上の写真はそのほんの一部)水曜日は伯爵のプライベートゾーンであるイーストガーデンが見られます。今回はこれを目的に水曜日に行ってきました。

季節的にウェストガーデンには、かなりお花はなくなっていたのですが、プライベートの方は…見事にダリアなどが咲いていましたv


また、子供用のお庭があったり(ブランコや動物のトピアリーがある)大きな迷路があったり…ここで遊ぶお子様って…と思わずにいられませんでしたw

写真では分かり辛いですが、この迷路、高さが相当あるんです!(多分2メートルくらい)

さて、最後にやはりカフェのご紹介。 数年前に新しくなったようで、ガラス張りの明るい感じのカフェです。


スイーツからサンドイッチコーナーとしっかりしたホットミールまであり、充実していました。決して安くはないですが(汗)とてもオシャレで美味しかったですv

このカフェの周りはちょっと小さなビレッジのような作りになっていて可愛い雑貨屋さんや食料品店、お土産屋さんなどもあるので、観光でロンドンに来られた方にも是非足を伸ばしてみて欲しいオススメの場所です!

(ロンドン特派員)

 

 

 

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