Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2012.12.15

紅茶の国から:ロンドンはクリスマス準備一色!

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クリスマス準備一色!日本の師走と変わらぬ騒々しい季節に、ケイトさんご懐妊のニュースで、さらに盛り上がりを見せている英国です。
さて今回は、クリスマスに向けて、この季節だけ巷に現れるものを紹介したいと思います。

まずはこれ、クリスマスクラッカー

5年前、初めてのこちらのクリスマスで、一番謎の物体だったのがこれでした。近頃では日本でも見られる事があったりするでしょうか?
最初は、キャンディー型のものがたくさん入っているし、クリスマス用のお菓子なのかと思ったのですが、それにしては余りにも大量で‥‥手を出しあぐねていたら、その年のクリスマスパーティーで謎が判明しました。
クリスマスの最も代表的なレクリエーション用品なのです!

さて、一体どういう物かというと。
右の写真に1つだけ外に出してありますが、この両端の部分を二人で片方ずつ握ります。やり方としてはパーティーの参加者が輪になって手をクロスし、それぞれの隣の人と持つのが正しい(?)ようです。そして、せーのっで引っ張る。
すると、まさに「クラッカー」と同じ、火薬の破裂音がパンッ!としてキャンディー型が裂けます。 この真ん中の飴部分にはステーショナリー系のささやかな小物が入っていて、自分の手元にこの真ん中部分がくっついていたらそれが貰えるのです。端の紙部分しか残ってなかった人は残念—。
因みに、中には小物の他に必ず、紙で出来た王冠と、ジョークが1つ書かれた紙切れが入っています。パーティーで、この王冠をみんなそろって被るのもお約束です!

続いて、アドベントカレンダー

12月1日からをキリスト教でのアドベント(待降節)として、25日までを1日ずつカウントしながら付いている扉を開けていくカレンダーです。左はスーパーでたくさん売っているようなお菓子会社のもので(すでに、うちで何日か開けられています)大抵、小さなチョコレートが入っています。右は先日F&Mへ行った時に売っていた、木製の素敵なアドベントカレンダーです。

こちら、ショッピングセンターの吹き抜けに現れた、大きなツリーなんですが‥‥注目はその根元の「サンタズグロット」

ショッピングセンターやマーケット等、家族連れが訪れそうな場所に出現して、クリスマス前の週末などに、サンタ(英国ではファーザークリスマスと呼ばれます)がやってきます!そして子供達が、直接欲しいプレゼントをお願いできるのです!‥‥数ポンド必要ですけどね。でも、なかなか可愛らしい行事で、毎年抽選が行われる程人気の、ハロッズのものも有名です。

最後に、今がかき入れ時なツリーフォレスト

公園や駐車場、教会の庭先等にツリーの森が現れます。この時期だけの生クリスマスツリーの販売所で、あちこちで木を担いで帰って行く人の姿が見られます。
やはり、生ツリーはすごく香りが良くて、とっても憧れます!
が、残念ながら私は、部屋が狭くて一度も飾ったことがありません〜。それと、枯れてくると(完全に切ってあるものは3週間くらいが限界)葉がたくさ ん落ちて掃除が大変だときくと、ちょっと躊躇‥‥。
因みに、ツリーを片付けるのはクリスマスから12日目の1月6日だそうです。その頃、売っていたのと同じ場所などに、使い終わった木の回収所ができます。

(ロンドン特派員)

 

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