Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.01.15

紅茶の国から:クリスマス翌日から新年にかけてのロンドン

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前回のクリスマスからの続きで‥‥。

翌日26日はボクシング・デー(Boxing Day)です。スポーツのボクシングとは関係なく、箱のBoxから来る言葉で、昔、お屋敷の使用人たちはクリスマスも働かなくてはならず、その為、翌日にお休みを貰い、お屋敷主から箱に入ったクリスマスプレゼントを貰った‥‥というのに由来すると言われることが多いです(他にもいくつか説はあります)

さて、私はこの日、ミュージカルを見る予定を入れていました。 ‥‥が、何と地下鉄がストライキで、バスを使ってセントラルまで行かなくてはならないことに!

因みに、地下鉄のストライキ、とても多いです。そして「やる」と予定されたら大抵回避されることなく決行です。普段、相当の人数を運んでいる地下鉄が止まるわけですから、バスの方もかなりの混乱と混雑が起きます。

それでも、せっかく取ったチケットですから、行ってきましたよ!
そして、クリスマスは過ぎてしまったけど、やっとイルミネーションを見てきましたよ!

リージェントストリート(左)とオックスフォードストリート(右)

英国の冬のセールはクリスマス連休後からですが、早いお店はこの日から始めているところもあり、ショッピング客で通りはかなりな混雑でした。
小雨降る中、入店制限のため外にお客さんが並んでいるお店もありました。

私がこの日、見に行ったのは、丁度映画にもなって話題の「Les Miserables」です。
ただ、英国での公開は遅くて1月11日‥‥英国の映画なのに何故、日本やアメリカの方が早いのか不思議。
それは置いておいて、舞台の方もやはり映画の影響か満員の客席でした。
Queen’s Theatreの外観はよく写真があるので中の様子を。

シャンデリアも豪華で、写真では分かりませんが天井画も美しく、とてもステキな劇場です。そして日本よりもずっと狭く、舞台が近く感じられます。

さて、続いてサクッと新年の話題に行っちゃいましょう!
ええ、英国の新年はまさにサクッと‥‥という感じです。

1月1日はお休みですが、基本的に2日からお仕事が始まります。
年末年始らしいことと言えば、唯一、ロンドンアイ(丁度、ビッグベンのテムズ川挟んだ向かい側にある観覧車)の周りで年明けと共に行われるNew Year Fireworksです。
私は毎年、紅白歌合戦も、行く年来る年も、ジャニーズカウントダウンライブもありませんが(しつこい)、これだけは見ます。‥‥テレビでね。

3年くらい前から、随分凝った演出になって、とても見応えがあるようになりました。それ以前は‥‥一気に上げすぎて火花と煙でロンドンアイを隠すだけの様な花火だったのですが~。去年などはビッグベンからも花火が飛び出して、いいんですか?世界遺産にそんなことしてっ?!‥‥と思ったものです。
この花火を見に行く人の数はとにかく凄くて、近隣の地下鉄駅は混乱回避の為、入場制限で閉まる所が多く、開いている駅まで歩くだけで一苦労です。
ただ、面白いことに(?)クリスマスは全く動かなかった地下鉄が、12月31日から1月1日早朝にかけては一晩中走っており、しかもこの時間帯のみ無料となっています‥‥何とも両極端ですねぇ(笑)

(ロンドン特派員)

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