Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2012.10.16

ティーバッグが先?お湯が先?そしてカップの大きさは?ティーバッグお悩み実験室

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紅茶はティーバッグで淹れるとお手軽ですぐに飲めるので便利ですよね。そんなティーバッグ紅茶を淹れるときに、ティーバッグを先に入れて後からお湯を注ぐべきか、先にお湯を入れてからティーバッグを浸すべきか、どちらで淹れていますか?

今回はティーバッグが先か、お湯が先か、といったことと、ティーバッグに最適なティーマグ、カップは何なのかを調べたいと思い実験してみました。

 

美味しい紅茶を求めて、実験開始。

今回用意したのは3種類のカップ。

●A ティーマグ。深いタイプです。ティーカップ約2杯分
●B モーニングカップです。朝ガブガブ飲むのに使うやつですね。
●C ティーカップ。通常ポットで淹れるときに使います。

それぞれにお湯を注ぎます。Aの深いティーマグとBのモーニングカップには先にティーバッグを入れておき、後からお湯を注ぎました。そしてCのティーカップには先にお湯を注ぎ、すかさずティーバッグを入れました。

 

ティーバッグとお湯、どっちが先?

ここでまず1点。お湯は沸騰したてを素早く注ぐので、Cの浅いティーカップはお湯が撥ねそうで怖い!!!手元でお湯がシュゴーッと鳴っているのが怖いです。

抽出が終わるまで待ち、それぞれを飲み比べます。

まずティーバッグが先か、お湯が先か、を比べるため、BのモーニングカップとCのティーカップの味を比べます

すると・・・Cの方がなんとなく薄い・・・Cだけ飲むとこんなものかなーという感じですが、比べて飲むとあきらかにBのほうが味がしっかり出ています

つまり、「ティーバッグを先に入れて、後からお湯を注ぐ」が正解のようです。

 

次はAの深いティーマグとBのモーニングカップを比べます

Aの方を飲むと・・・「熱っ!!!

同時に入れたのに、深いほうが保温性がよいそうで、まだ熱々です。Bと比べるとあきらかに熱い。それに比べてCは結構冷めてます。

長い時間をかけてゆっくり飲むのであればAの深いティーマグのほうが良さそうですが、なかなか冷めないので、猫舌の方はBのほうが良さそうです。

結論:ティーバッグは先、お湯は後。

・ティーバッグが先でお湯は後で注ぐ!そのほうが美味しく淹れることができる。

・長い時間かけてゆっくり紅茶を楽しみたい方は冷めにくいAのような深いティーマグを。すぐに飲みたい方、猫舌の方はBのような深めのモーニングカップがグッド!

・Cのようなティーカップはお湯を注ぐときにお湯が撥ねて危ないのと、非常に冷めやすいので、ティーバッグで淹れるときには不適。

以上、簡単な実験でした!!味の差もそうですが、保温性の差やお湯を注ぐときの恐怖感は意外でした!!

(ロンドンティールーム オンラインマガジン編集部)

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